筒井氏同族研究会
大和の戦国大名・筒井順慶をはじめとする筒井氏を調査研究する団体です。
一族郎党の子孫や研究者だけでなく、筒井氏に興味のある方ならどなたでも歓迎します。
筒井氏の謎を一緒に解明していきましょう。
お城EXPO2020『筒井氏と筒井城 - 戦国時代の大和郡山 - 』ブースの様子
Links (筒井氏関連リンク集)
地名の由来:“名古屋市東区筒井”編
『竹ヶ鼻城とその周辺~竹ヶ鼻城の水攻めと筒井氏』
美濃竹ヶ鼻城の水攻め
全国での「筒井」の地名
日本全国には、「筒井」の名を冠する土地がいくつか存在する。令和3(2021)年8月時点で把握できている「筒井」を冠する地名をここにご紹介したい。 現在の地名ではないために以下には含めていないが、大阪市中央区南船場には、豊臣期に筒井順慶の屋敷があったことに由来し、旧「大阪市南区順...
筒井定次の伊賀国における領地
筒井定次の移封後の所領は、寛永年間(1624年 - 1644年)の二次史料である史書『当代記』、江戸幕府の公式史書である『徳川実記』、江戸幕府の公式家譜集である『寛政重修諸家譜』では、「20万石」とされている。そして、『増補筒井家記』等では、伊賀国十二万石、伊勢五万石、山城三万...
『享禄天文之記』(きょうろくてんぶんのき)
享禄5(1532)年~永禄10(1567)年までの記録の写し。春日社家日記の抜書きらしい。近世の明和から安永(明和元(1764)年~安永10(1781)年)の頃に書き写されたもの。戦国時代の大和の政治において重要な記事も含むとして評価されている。 筒井氏は、筒井順昭・順慶等の記...
『大乗院日記目録』(だいじょういん にっき もくろく)
興福寺の門跡寺院である大乗院に伝来した日記類を、第27代門跡尋尊(一条兼良の子)が編集した書物。康平3(1065)年~永正元(1504)年の全4巻の記録。大乗院を中心とする興福寺・春日社を記載しているものの、大和国だけでなく中央の状況にも詳しい。 『大乗院日記目録』の翻刻版は...
筒井順慶の実子に関する伝承
『黄薇古簡集』は、寛政5(1793)年、岡山藩士の斎藤清次右衛門一興が編集した同藩域内の古文書集であり、 本書に収録された文書は、同藩内の家臣・寺社・民家の所蔵する平安時代末期から江戸初頭に至る900余点を含んでいる。この中に、備州小串村塩竈大明神祠官筒井治部が所蔵していた2つ...
『順慶陽舜房法印 葬送次第目録』(じゅんけい ようしゅんぼう ほういん そうそうしだい もくろく)
天正12(1584)年8月11日に病歿した筒井順慶の葬列に参加した人々とその役割を記したのが「樫尾文書」にある『順慶陽舜房法印葬送次第目録』です。筒井氏が多くの皆様に支えられていたことを伝える貴重な文書ですね。 ちなみに、敬称の有無で筒井家との関係に意味の違いが分かり、内衆には...