筒井氏同族研究会
大和の戦国大名・筒井順慶をはじめとする筒井氏を調査研究する団体です。
一族郎党の子孫や研究者だけでなく、筒井氏に興味のある方ならどなたでも歓迎します。
筒井氏の謎を一緒に解明していきましょう。
Sources (筒井氏関係史料・文献)
◇ 当研究会のホームページとブログにおいて参考にさせて頂いております「筒井一族に関係する史料・文献等」を、年代順にご紹介します。少しずつ書き足してゆきます。
◇ 筒井氏との関連も含め、リンク先のブログにその概要を記載してゆきます。
◇ 令和6(2024)年5月11日時点の以下掲載数は、合計で120点です。
・史料の部: 46
・文献の部: 55
・論文の部: 12
・小説の部: 7
◇この場をお借りして。
時を越えて、多くの皆様が、大変貴重な「記録」、「情報」、そして「知見」等を残して下さっています。全ての関係者の皆様に対し、深謝申し上げます。
<史料の部>
〇『大乗院日記目録』(だいじょういん にっき もくろく): 興福寺の門跡寺院である大乗院に伝来した日記類を、第27代門跡尋尊(一条兼良の子)が編集した書物。康平3(1065)年~永正元(1504)年の記録。
△『平家物語』(へいけ ものがたり): 鎌倉時代に成立したとされる軍記物。巻4:「橋合戦」に三井寺(みいでら;正式名称「長等山園城寺」)の堂衆「筒井浄妙明秀」の活躍が語られる。「平等院僧 筒井法師」、「平等院堂衆 筒井浄妙明秀」。
△『源平盛衰記』(げんぺい せいすいき): 応保’年間(1161年頃)~寿永年間(1183年頃)の約20年の源平の盛衰興亡を詳述する軍記物で、『平家物語』の異本の1つとされる。「筒井次郎義行」と「筒井浄妙明春」の名があらわる。
△『太平記』(たいへい き): 南北朝時代を舞台に、後醍醐天皇即位から約50年を描いた軍記物。「筒井浄妙」の名があらわる。
△『應仁記』(おうにん き): 応仁の乱を描いた室町時代の軍記物。「筒井浄妙」の名があらわる。
〇『長川流鏑馬日記』(ながかわ やぶさめ にっき): 至徳元(1384)年甲子卯月。箸尾氏を中心とする長川(中川)党の長川流流鏑馬の指南書に、春日若宮おん祭での流鏑馬奉納する戌亥脇党・筒井氏の記述も含まれる。
〇『満済准后日記』(まんさい じゅごう にっき): 醍醐寺第74代座主で黒衣の宰相の異名を取った満済(1378~1435)が記した、応永18(1411)年1月~永享7(1435年)までの自筆日記。
〇『建内記』(けんないき)(別名『時房公記』、『建聖院内府記』とも言う): 建聖院内府・万里小路 時房(までのこうじ ときふさ)(1394~1457)が記した、応永21(1414)年から康正元(1455)年まで断続して現存する日記。永享元(1429)年から宝徳元(1449)年の20年分の記述が、最も欠落が少ない。
〇『経覚私要』(きょうがく しよう)(別名『安位寺殿御自記』、『後五大院殿記』とも言う): 興福寺大乗院の門跡経覚(1395~1473)が記した、応永22(1415)年~文明4(1472)年までの自筆日記。
〇『看聞日記』(かんもん にっき)(別名『看聞御記』(かんもん ぎょき)とも言う): 後花園天皇の実父である伏見宮貞成親王(1372~1456)が記した、応永23(1416)年~文安5(1448)年の33年分が現存する日記。
〇『大乗院寺社雑事記』(だいじょういんじしゃぞうじき): 興福寺大乗院で室町時代に門跡を務めた、尋尊・政覚・経尋が三代に渡って記した日記。原本は宝徳2(1450)年~大永7(1527)年までが現存している。
〇『碧山日録』(へきざん にちろく):京都市東山区にある臨済宗東福寺派大本山の東福寺の僧侶であった雲泉太極の日記。寛正元(1460)年、文正元(1466)年、応仁2(1468)年などで記述が欠落しているが、長禄3(1459)年から応仁2(1468)年の記述である。長禄年間から応仁年間に言及した希少史料である。
〇『蜷川親元日記』(にながわ ちかもと にっき)(別名『親元日記』とも言う): 室町時代の政所執事代・蜷川新右衛門尉親元が記した、寛正6(1465)年~文明18(1486)年の22年間の分の日記。自筆は一部のみ現存。
〇『長興宿禰記』(ながおき すくね き): 文明7(1475)年~文明14(1482)年9月、文明18(1486)年3月~文明19(1487)年11月までの小槻(大宮)長興の日記。応仁の乱後の朝廷や幕府の関係、洛中洛外の動向などが記されている。
〇『多聞院日記』(たもんいん にっき): 文明 10 (1478)年 ~元和3 (1617) 年の139年の日記。
〇『見聞諸家紋』(けんもんしょかもん): 応仁~文明(1470年前後)に成立したと推定される日本最古の家紋集で、応仁・文明の乱における東軍の武家の家紋を中心に集められている。当時の将軍足利家・守護大名・評定衆・奉行人・国人等240余家の家紋の約260件集録している。大和国筒井氏と讃岐国筒井氏の2件が含まれている。
〇『蓮成院記録』(れんじょういん きろく): 延徳2(1490)年4月~慶長19(1614)年11月までの記録。
〇『二水記』(にすい き)(別名『一止記』、『烏兎私記』、『一暦記』、『一水記』とも言う): 公家の鷲尾隆康(1485~1533)が記した、永正元(1504)年~天文2(1533)年2月までの日記。
〇『享禄天文之記』(きょうろく てんぶん のき): 享禄5(1532)年~永禄10(1567)年までの記録の写し。日記の抜書きらしい。
〇『大舘常興日記』(おおだち じょうこう にっき): 室町幕府で長期に渡り幕臣にあった大舘尚氏(1454年~不明)が記した天文期の日記。筒井順昭も現れる。
〇『日本史』(にほんし、ポルトガル語: Historia de Iapam): 天文18(1549)年~文禄2(1593)年の日本における45年のキリスト教布教の記録。
〇『尋憲記』(じんけん き): 永禄5(1562)年~天正5(1577)年までの16年の日記。
〇『織田右大臣信長公御書翰「大和筒井順慶宛朱印状」』: 天正5(1577)年10月20日付の朱印状。羽田八幡宮文庫の1つ。
◎「国立公文書館所蔵 沢房滿宛ての 3月25日付け 藤勝(筒井順慶)書状」:天文12(1543)年~永禄8(1565)年9月の11年間の内のどこか。
〇『兼見卿記』(かねみ きょう き): 元亀元(1570)年6月~文禄元(1592)年、および、慶長15(1610)年分の日記。
〇『大外記中原師廉記』(だいげき なかはらもろかど き): 太政官の事務局に相当する大外記にあった中原(押小路)師廉の天正3(1575)年の日記。織田信長に関する記事が散見され、その中に筒井順慶も現れる。
◎「小串村塩竈大明神祠官筒井治部所蔵の織田信長が筒井順慶に宛てた黒印状」(黄薇古簡集巻第十五):
◎「小串村塩竈大明神祠官筒井治部所蔵の筒井順慶が南石鮹助に宛てた書状」(黄薇古簡集巻第十五):
△『天正記』(てんしょう き): 天正8(1580)年~天正18(1590)年頃に成立した、豊臣秀吉の命により、秀吉自身の功績を書かせた軍記物。
〇「順慶陽舜房法印 葬送次第目録」(じゅんけい ようしゅんぼう ほういん そうそうしだい もくろく): 天正12(1584)年8月11日に病歿した筒井順慶の葬列に参加した人々とその役割を記したのが「樫尾文書」にある。
〇『信長公記』(しんちょうこうき): 織田信長公(1534~1582年)の側近として長く仕えた武士・太田 牛一(1527~1613年)が、慶長年間(1600年頃)に著した信長公の伝記。一般に、歴史書としても信頼性が高いと評価されている。
△『寛永諸家系図伝』(かんえい しょか けいず でん): 寛永18(1641)年~寛永20(1643)年に、江戸幕府によって編纂された、諸大名と旗本以上諸士の系譜集。後に編纂された『寛政重修諸家譜』よりも正確性・客観性に欠けると言われる。
〇『律苑僧宝伝』(りつおん そうぼうでん): 近江国の東方山安養寺(滋賀県栗東市安養寺)の中興開山である戒山慧堅(1649~1704)が、日本ならびに中国における古今持律の大徳三百六十余人の伝記を編集したもの。筒井一族とされる西大寺二世長老・信空(慈道上人)は、巻第十三に含まれる。
△『藩翰譜』(はんかんふ): 旗本で朱子学者でもあった新井白石が記した江戸期の家伝・系譜書。元禄13(1700)年よりはじめ、元禄15(1702)年に成立。
△『和州諸将軍伝』(わしゅう しょしょう ぐんでん): 宝永3(1706)年成立の、上田家本『和州国民郷士記』(正式には『和州十五郡衆徒国民郷土記』)を底本とする大和戦国記。
△『武徳編年集成』: 元文五年(1740年)に成立した徳川家康の伝記。慶長十三年条には、筒井定次・順定父子の改易の話が出てくる。
〇『黄薇古簡集』(きび こかんしゅう): 寛政5(1793)年、岡山藩士斎藤清次右衛門一興が編集した同藩域内の古文書集。
△『畧譜』(りゃくふ): 寛政12(1800)年、江戸幕府が『寛政重修諸家譜』を編さんする過程で、幕臣から提出させたものである
△『寛政重修諸家譜』(かんせい ちょうしゅう しょかふ):寛政年間(1789~1801年)における江戸幕府の公式家譜集。文化9年(1812年)10月に完成。『断家譜』と共に今後検証が必要。
△『断家譜』(だんか ふ): 文化6(1809)年に成立。筒井は、巻之拾三の津(つ)之部の最初に2流派掲載されている。『寛政重修諸家譜』と共に、今後検証は必要と思われる。
△『恩栄録』(おんえい ろく): 文化年間(1804~1818年)に成立。個人による編纂物。
△『廃絶録』(はいぜつ ろく): 文化年間(1804~1818年)に成立。個人による編纂物。
〇『傳香寺筒井家系譜』: 唐招提寺七十五世長老と傳香寺十一世住職を兼ねた宝静(ほうじょう)長老が、天保四 (1833)年に、傳香寺にて順慶法印250回忌法要を修行する前に、諸記録を纏めた筒井家系譜を編集。
〇「蜂須賀家家臣成立書并系図」: 徳島大学附属図書館の解説によると、「徳島藩士各家が代々の家督相続者について、召出・相続・隠居・死亡の期日、禄高、役職及び系図・家紋などを書き上げ藩庁に提出した歴資的価値の高い資料。天保5(1834)年に作成され、その後文久元(1861)年に書き継いだものが大部分で、一部寛政年間や明治期に書かれたものを含む」と。また、同図書館は「蜂須賀家家臣団家譜史料データベース」として検索できるように研究成果の一部を公開されている。
==以下成立年不詳=
△『筒井諸記』・『増補筒井家記』: 作者や成立年も不詳。内容や日付に間違いが多いとされ、江戸期の軍記読み物の一種と思われる。
<文献の部>
〇『大乗院寺社雑事記』(だいじょういん じしゃ ぞうじき): 昭和6(1931)年、辻 善之助、三教書院。興福寺大乗院で室町時代に門跡を務めた、尋尊・政覚・経尋が三代に渡って記した日記『大乗院寺社雑事記』を第一巻~第十二巻にまとめ、その第十二巻の巻末に、興福寺の門跡寺院である大乗院に伝来した康平3(1065)年~永正元(1504)年の日記類を、第27代門跡尋尊(一条兼良の子)が編集した書物『大乗院日記目録』、の2つについて翻刻版で掲載。
〇 『全盛期の堺 特に現存墓碑より観たる一考察』 昭和26(1951)年、 吉田 敬道。
〇『大和古文書聚英』(やまと こもんじょ しゅうえい) 昭和17(1942)年6月10日、永島 福太郎、奈良県図書館協会。
〇『明智 光秀』 昭和33(1958)年9月25日初版発行、高柳 光寿、吉川弘文館。
〇『応仁の乱』 昭和43(1968)年3月5日発行、永島 福太郎、至文堂(日本歴史新書)。
〇『徳島藩士譜 上巻』 昭和47(1972)年1月5日初版第一刷発行、宮本武史 編、徳島藩士譜刊行会。
〇『岡山県の中世文書 -黄薇古簡集(きびこかんしゅう)-』 昭和46(1971)年8月25日初版発行(岡山県地方史研究連絡協議会)、平成28(2016)年5月10日復刻版発行(戎光祥出版)、輯録:斎藤清次右衛門一興、校訂:藤井駿・水野恭一郎・長光徳和。
〇『奈良六大寺大観 第十四巻 西大寺 全』 昭和48(1973)年5月21日発行、奈良六大寺大観刊行会、岩波書店。
〇『東大寺論叢 論考篇』 昭和48(1973)年10月30日発行、筒井 英俊、国書刊行会。
〇『筒井一族』 昭和49(1974)年、日本家系協会。
〇『名張市史』 昭和49(1974)年4月、中 貞夫、臨川書店。
〇『改定 大和高田市史 史料編』 昭和57(1982)年3月31日発行、大和高田市史編纂委員会、大和高田市役所。
〇『筒井順慶菩提所・南都 傳香寺』 昭和58(1983)年、永島 福太郎・西山 明彦、傳香寺。
〇『奈良県史 10 荘園~大和国 荘園の研究』 昭和59(1984)年9月25日発行、朝倉 弘/著、奈良県史編集委員会。
〇『改定 大和高田市史 前編』 昭和59(1984)年11月30日発行、大和高田市史編纂委員会、大和高田市役所。
〇『奈良市史 社寺編』 昭和60(1985)年4月20日発行、奈良市史編集審議会、吉川弘文館。
〇『筒井順慶とその一族』 昭和60(1985)年7月1日発行、籔 景三、新人物往来社。
〇『キリシタンになった大名』 昭和61(1986)年7月初版発行、平成11(1999)年2月1日再版発行、結城 了吾、聖母文庫。
〇『奈良県史 17 金石文 下』 昭和62(1987)年10月発行、土井 実/編、奈良県史編集委員会。
〇『奈良県史 5 神社』 平成元(1989)年5月25日発行、池田 源太/編、宮坂 敏和/編、奈良県史編集委員会。
〇『地方別 日本の名族 八 近畿編』 平成元(1989)年7月20日発行、朝倉 弘 他計6名、新人物往来社。筒井氏のパート(P.129~167)、及び、巻末にある「都道府県別名族総覧」における奈良県のパート(P.251~255)は、朝倉 弘 氏の執筆。
〇『奈良県史 6 寺院』 平成3(1991)年6月15日発行、岩城 隆利/編、大矢 良哲/編、奈良県史編集委員会。
〇『三重県史 資料編 近世Ⅰ』 平成5(1993)年3月31日発行、三重県。
〇『奈良県史 11 大和武士』 平成5(1993)年5月25日発行、朝倉 弘/著、奈良県史編集委員会。
〇『大名廃絶録』 平成5(1993)年5月1日発行、南條 範夫、文春文庫。
〇『現代語訳 律宗綱要』 平成6(1994)年7月10日初版発行、佐藤 達玄、大蔵出版。僅かではあるが、筒井一族とされる西大寺二世長老・信空(慈道上人)についても触れられている。
〇『祭礼文化史の研究』 平成7(1995)年3月1日発行、福原 敏男、法政大学出版局。筒井氏の記載を含む『長川流鏑馬日記』・『別会五師方記 天文二年記』の翻刻文を含む。
〇『大乗院寺社雑事記の研究』 平成9(1997)年3月1日発行、森田 恭二、和泉書院。
〇『中世の奈良 都市民と寺院の支配』 平成10(1998)年10月1日発行、安田 次郎、吉川弘文館。
〇『感身学正記1 西大寺叡尊の寺伝』 平成11(1999)年12月8日発行、叡尊、訳注:細川 涼一、平凡社。
〇『広陵町史 史料編 上巻』 平成12(2000)年3月31日発行、広陵町史編集委員会、広陵町。
〇『完訳フロイス日本史⑫ キリシタン弾圧と信仰の決意 ―大村純忠・有馬晴信篇Ⅳ』 平成12(2000)年12月20日初版発行、平成22(2010)年再版発行、著者:ルイス・フロイス、訳者:松田 毅一・川崎 桃太、中央文庫。
〇『広陵町史 本文編』 平成13(2001)年5月31日発行、広陵町史編集委員会、広陵町。
〇『都道府県別 姓氏家紋大事典』 「西日本編」・「東日本編」 平成16(2004)年6月1日発行、千鹿野 茂、柏書房。
〇『伊賀市史 第四巻 資料編 古代・中世』 平成20(2008)年3月31日発行、伊賀市。
〇『戦国遺文 佐々木六角氏編』 平成21(2009)年5月30日初版発行、村井 祐樹/編、東京堂出版。筒井順昭からの書状や筒井峠の記述有る書状などの古文書が掲載されている。
〇『伊賀市史 第一巻 通史編 古代・中世』 平成23(2011)年3月30日発行、伊賀市。
〇『戦国大名の古文書 西日本編』 平成25(2013)年11月1日発行、編者:山本 博文・堀 新・曽根 勇二、柏書房。
〇『戦国大名家辞典』 平成25(2013)年12月10日発行、森岡 浩、東京堂出版。
〇『柳沢文庫 平成25年度秋季特別展 筒井順慶』平成26(2014)年、公益財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会。
〇『寺社史料と近世社会』 平成26(2014)年12月20日発行、幡鎌 一弘、法蔵館
〇『キリシタン大名』 平成27(2015)年5月1日発行、岡田 彰雄、吉川弘文館。
〇『筒井城 第13次・第14次発掘調査報告書』 平成27(2015)年10月16日発行、山川均・三宅和子、大和郡山市教育委員会。
〇『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』 平成28(2016)年10月25日発行、呉座 勇一、中公新書。興福寺の別当も務めた2人の高僧である経覚と尋尊が遺した日記から、彼らから見た応仁の乱が書かれており、筒井氏に関する情報も含まれている。
〇『祭礼で読み解く歴史と社会 春日若宮おん祭の900年』 平成28(2016)年11月25日発行、幡鎌 一弘・安田 次郎、山川出版社。
〇『戦国武将の病が歴史を動かした』 平成29(2017)年、若林 利光、PHP新書。
〇『別冊宝島2550号 戦国大名「御家」系譜事典』 平成29(2017)年2月15日発売、監修・森岡 浩、宝島社。
〇『キリシタン大名 布教・政策・信仰の実相』 平成29(2017)年9月2日発行、五野井 隆史、宮帯出版社。
〇『密教の聖地 高野山 その地に眠る偉人たち』 平成30(2018)年1月15日発行、上永 哲矢・野田 伊豆守、サンエイ新書。
〇『シリーズ・実像に迫る019 筒井順慶』 平成31(2019)年3月1日発行、金松 誠、戎光祥出版。一次史料を精査され、コンパクトにまとめられている。肖像画、古文書、風景、城跡や寺社に墓地等のカラー写真も豊富。
〇『織田家家臣団の系図』 令和元(2019)年9月10日発行、菊地 浩之、角川新書。江戸中期以降の各種系図集や二次史料を参照してまとめられている。第7章第4節「大和衆・筒井順慶」として6ページ分で触れられている。
〇『感身学正記2 西大寺叡尊の寺伝』 令和2(2020)年2月10日発行、叡尊、訳注:細川 涼一、平凡社。
〇『筒井氏と筒井城 - 戦国時代の大和郡山 -』 令和2(2020)年12月19日 編集・発行、大和郡山市 都市建設部 都市計画課 文化財保存活用係。
〇『地図と読む 現代語訳 信長公記』 令和3(2021)年9月28日 初版発行、著者・太田牛一、訳者・中川 太古、KADOKAWA。
〇『家紋大事典』 令和3(2021)年12月30日 初版発行、髙澤 等、東京堂出版。
<論文の部>
〇 松山 宏 公開講演「筒井定次の国替と伊賀上野」(地方史研究協議会編『三重ーその歴史と交流』雄山閣出版、平成元(1989)年10月1日発行)
〇 高田 陽介 「中世後期畿内における葬送墓制の研究」(平成8(1996)年3月18日)
〇 追塩 千尋 「叡尊歿後の西大寺 -二代長老信空とその周辺をめぐって-」(速水 侑 編 『院政期の仏教』吉川弘文館、平成10(1998)年2月20日発行)
〇 本郷 和人 「『満済准后日記』と室町幕府」(五味 文彦 編『日記に中世を読む』吉川弘文館、平成10(1998)年)
〇 安田 次郎 「尋尊と『大乗院寺社雑事記』」(五味 文彦 編『日記に中世を読む』吉川弘文館、平成10(1998)年)
〇 金松 誠 「中近世移行期の大和郡山城に関する文献史学的研究」(『大和郡山城』城郭談話会、平成21(2009)年8月1日発行)
〇 藤岡 英礼 「中世の郡山城」(『大和郡山城』城郭談話会、平成21(2009)年8月1日発行)
〇 溝田 直己 「《資料紹介》奈良県立図書情報館蔵 『西大寺旧記』 所収 「筒井氏代々旧記幷宝来等旧記」」(『大和郡山城』城郭談話会、平成21(2009)年8月1日発行)
〇 安田 次郎 「筒井氏の「牢籠」と在地支配」(『寺院・検断・徳政ー戦国時代の寺院史料を読む』山川出版社、平成26(2014)年)
〇 山川 均 「筒井氏と西大寺」(『研究紀要』20号、奈良県教育委員会、平成28(2016)年3月20日発行)
〇 狭川 真一 コラム「高野山の考古学(九)」・「納骨信仰の展開⑦」(公益財団法人 高野山文化財保存会 高野山霊宝館『霊宝館だより』117号、 平成30(2018)年3月4日)
〇 片山 正彦 「筒井順慶の「日和見」と大和国衆」(『地方史研究』392号 第68巻第2号 2018年4月、平成30(2018)年4月7日)
<小説の部>
◇『甫庵信長記』(ほあん しんちょうき): 元和8(1622)年に発行されている。儒学者で医師の小瀬甫庵が、『信長公記』を基にして、自身の仕官のために創作を取り入れて書かれたあくまでも読み物である。
◇『大和国筒井清水』 文化14(1817)年、浜松歌国 編集 、浅山蘆国 画、江戸期の小説。
◇『筒井順慶』 昭和44(1969)年4月15日発行、筒井 康隆、講談社→新潮文庫→角川文庫。
◇『筒井順慶 勝機を見抜いた知将』 平成8(1996)年7月1日発行、風野 真知雄、PHP研究所。
◇『忍者の國 伊賀の王女 伊賀真理亞傳』 平成30(2018)年2月22日発行、誠 司、Parade Book。自費出版の小説。
◇『駿河の海 名奉行 筒井政憲異聞』 平成31(2019)年5月14日発行、北川 哲史、光文社。
◇『筒井順慶の悩める六月』 平成31(2019)年6月1日発行、中南 元伸、文芸社。