『増補筒井家記』

 作者や成立年も不詳。内容や日付に間違いが多く、江戸期の軍記読み物の一種と思われる。歴史学者の故・高柳 光寿博士は、その著書『明智光秀』(昭和33(1958)年)の中で、「この『増補筒井家記』という本は誤謬充満の悪本」と言う評価をされている。内容については、一次史料と比較検証が必要。

 旧蔵者が”昌平坂学問所”と”和学講談所”の2種類の写本が、国立公文書館デジタルアーカイブで閲覧が可能である。


◆”昌平坂学問所”版(2冊)

 ・『増補筒井家記・乾

 ・『増補筒井家記・坤


◆”和学講談所”版(1冊)

 ・『増補筒井家記

筒井氏同族研究会

大和の戦国大名・筒井順慶をはじめとする筒井氏を調査研究する団体です。 一族郎党の子孫や研究者だけでなく、筒井氏に興味のある方ならどなたでも歓迎します。 筒井氏の謎を一緒に解明していきましょう。

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