『蓮成院記録』(れんじょういんきろく)
興福寺・蓮成院の朝乗・印尊・寛尊・懐算ら別会五師(べちえのごし;三千衆徒集会の奉行)の残した 延徳2(1490)年4月~慶長19(1614)年11月までの記録。(ちなみに、衆徒は、別会五師を窓口として外部と交渉していたそうである。)
筒井氏総菩提所である律宗・傳香寺のパンフレット『筒井順慶法印の真実を解く』には、歴史学者の故・永島福太郎博士(元関西学院大学名誉教授)によるご調査の成果の1つである『本能寺の変後、洞ヶ峠に着陣したのは、明智光秀だった。』の記事を、この『蓮成院記録』にも見出されていた。
国立国会図書館デジタルコレクションでは、『蓮成院記録』の翻刻版が、『多聞院日記』の第5巻末に附録されており、コマ79(書籍のP.137)以降にて閲覧が可能。
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